家づくりという分岐点で考えるべきこと
“金融庁の『老後2000万円問題』が大きな話題を集めましたが、
2019年8月に公表された『年金の健康診断』の結果も
看護出来ないものになりました。
これは5年に1度のサイクルで
厚生労働省が公表している年金の財政調査です。
この結果によると、最悪のシナリオでは2052年度に
国民年金の積立金が枯渇すると考えられています。
最良のシナリオでも、サラリーマンがもらえる年金は、
現役時代の50%程度にもなるもようです。
現在の若い世代は、親世代のような老後を送れない
可能性も出て来ています。終身雇用制度は崩壊しつつあり、
非正規雇用で働く人も少なくありません。
『退職金がもらえない』『定年までに充分な老後資金が貯められない』
ことに加え、『年金も充分にもらえない』おそれが出ているのです。”